スタッフブログ
2023-08-22
家づくり、小さな子どもの安全対策はどうする？
こんにちは、キハルです。
マイホームを計画中の方や「いつかは…」とお考えの方、小さなお子様の子育て中！という親御さんも多いですよね。
実際に弊社の勉強会や見学会、個別相談などにお越しくださるお客様も小さなお子様のいらっしゃるご家庭が多いです☻
お子様も事務所に来てくれて一緒にキッズスペースで遊んで、とっても癒しとパワーをもらっています！！
そんなかわいいお子様たちのためにも“家族が楽しく暮らせるように”と願いをこめて始める家づくり。「子どものために」と「自分のために」が混在し、どの程度まで安全対策を施すべきか悩んでいませんか？
今回は小さなお子様がいるご家庭の参考になるよう、お洒落な家を諦めずに取り入れられる安全対策を紹介していきます。
ぜひこれからのお家づくりの参考びしてみてくださいね。
POINT1：お洒落な家を諦める必要は全くない
階段前にベビーゲートをつけられるようにオープンな階段を諦めたり、安全対策を考えた間取りの調整で理想のデザインを妥協したり。
「子どもの安全のために仕方ない」と諦めている人は少なくありません。
しかし家づくりにおいて「小さな子どもがいるから」という理由だけで、自分の好きなデザイン、お洒落を諦める必要はないんです。
お子様もご家族様も心から楽しく暮らせるちょうどいいラインとは、
“家事をしながらでも、視界に入っていれば事故を防ぐことができる”
程度の対策ができているかが大切ではないかと思います。
それではここから、お洒落な家で実現できる安全対策をご紹介していきますね！
POINT2：玄関の鍵→製品の仕様で安全対策
子をもつ親にとっていちばん恐れる事故は脱走、姿が見えなくなることだと思います。
玄関の鍵は仕組みさえ分かってしまえば小さな子どもでも開けられますし、ドアガードも身長100cmほどになれば手が届く、しかも足場さえ見つけられれば意外にも歩ける子どもはみんな手が届いてしまいます。
そのため玄関自体に近寄れないように工夫をする人も多いのですが、実は建材主要メーカーの玄関ドア商品には防犯のために「脱着式サムターン」を採用しているものが多いんです。
画像はYKK製のものですが、ドアを施錠後、サムターン部分を取り外すことができます。
サムターンを外すと手動では鍵が回せなくなります。リモコンキーで開錠することができるため、普段の開け閉めをリモコンキーに徹底しておけば、サムターンカバーは外して隠してしまってOK。
リモコンキーはお子様の手が届かない場所で管理するようにしましょう。
また、勝手口もサムターンそのものを外せる製品があるため、勝手口をつけたい場合も対応製品を選ぶと安心です。
POINT3： スケルトン階段→ネットで安全対策
一段一段が浮いているような形のスケルトン階段は、隙間から落ちる心配がありますよね。
アイアン製など間隔の大きな手すりは、座り込んだ拍子に転がり落ちてしまう可能性があるため、転落防止ネットの取り付けをおすすめします。
不要になったら取り外して元の姿に戻すことができますし、ネットをつけるだけなので風通しや光を遮る心配もありません。
POINT4：潜り込める場所→クッションで安全対策
キッチンカウンターや階段の角など、子ども目線に立つと頭を打ちやすい場所はたくさんあります。
そういった場所には怪我防止のクッションを一時的に装着するのがおすすめです。
クッションを剥がすことになった際に痕が残らないよう、クッションを装着する前に下にマスキングテープを仕込んでおくときれいに剥がせていいですよ！
POINT5：ドアでの指挟み→防止グッズで安全対策
ドア、特に蝶番のある片開きドアの指挟みは、とても重大な事故につながります。
指挟み防止仕様の扉も販売されていますが、価格やデザインから家庭で採用されることは少ないと思います。
簡単な指挟み対策グッズは西松屋などの子ども用品専門店や、100円ショップでも売られているため、それらを活用するのが手軽でおすすめです。
また、お子様が小さいうちは扉を開けっ放しでロックし、「開け閉めしない」を基本にしてもいいかもしれません。
POINT6：屋内熱中症→家の性能で安全対策
暑い時期になると、屋内熱中症もよくニュースで見かけますよね。
お年寄りだけでなく、子どもは遊びに熱中していると水分補給を忘れがちなので、まずは水分補給をこまめに促すことが大切です。
その上で、家の中の温度を快適な温度に保っておくこと。
シンズクラフトでは夏場は、6畳用エアコン1～2台の常時運転を推奨しているので、たとえ睡眠中であっても室温の高さで熱中症を起こすことは考えられません。
エアコンをずっとつけていたら電気代が心配になると思いますが、これができるのはシンズクラフトの家が気密性・高断熱・換気効率が全て揃った家だからなんです。
全国的に電気代の請求額がどんどん上がっていますから、高性能な家＋太陽光発電の組み合わせでお財布にも身体にも優しく暮らしたいですよね。
意外に一時的な対策が多いと感じたと思いますが、実際のところお子様から目を離せない・安全対策の必要な時期は案外短いものです。
体感では、小学校中学年くらいになれば対策グッズを外しているご家庭が多いように思います。
小学校入学の前に引っ越したとしたら、3年ほどの期間になりますね。
親御さんとお子様の性格や、お子様の人数なども関係してご家庭それぞれに合った安全対策があるので、今回ご紹介した対策ポイントを参考にしつつ、ご自身の生活にフィットする安全対策を考えてみてください♪
最後になりましたが、安全対策を施していてもお子様に「家の中の危ない場所とその理由」はしっかり伝えて教えてあげてくださいね☻
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