2023-10-03

長期優良住宅のメリット・デメリット

 

長期優良住宅は、つくっては壊すスクラップ＆ビルドの社会から、いいものを手入れして長く使うストック型へとしていくため長く安心・快適に暮らせる高品質な住宅です。長期優良住宅の認定を受ければ、税金やローン金利の優遇がありますが、デメリットもあるため両方を把握した上で検討されると良いですね。

 

 

【長期優良住宅のメリット】

1.登録免許税が減税・・・住宅を取得した際の手続き時に発生する税金です。令和６年３月31日までに取得すると減税を受けられます。
・一般住宅　0.15％
・長期優良住宅　0.1％

2.不動産取得税が減税・・・不動産を取得した際に発生する税金です。令和6年3月31日までに建てると減税を受けられます。
・一般住宅　1,200万円
・長期優良住宅　1,300万円まで

3.固定資産税の減税期間が延長
・一般住宅　3年間
・長期優良住宅　5年間
（ただし50㎡以上280㎡以下・居住部分の床面積が全体の1/2以上）

4.住宅ローンの金利が優遇される・・・フラット35Sの金利では最大10年間-0.25％引き下げてくれます。

5.地震保険料が減額・・・耐震2では30％、耐震3で50％の割引が受けられます。

6.補助金の対象・・・地域型住宅グリーン化事業により補助金を受けられる場合があります。補助金の金額は最大で110万円です。

7.住宅取得等資金贈与の非課税限度枠が大きくなる・・・新築する際に両親や祖父母から資金をもらう場合の非課税限度額が変わります。
・一般住宅　500万円
・長期優良住宅　1,000万円


【長期優良住宅のデメリット】

1.申請費用が発生する・・・長期優良住宅の認定をとるにはさまざまな申請をしないといけませんので、書類作成費や申請手数料などがかかってきます。

2.着工に時間がかかる・・・長期優良住宅の申請は提出してから認可されるまで1～2か月かかる場合があります。

3.定期点検が必須となる・・・長期優良住宅を建築した人は、10年ごとに建物の点検や修繕を行う義務が生じます。さらに維持保全に関する記録をしておかなければなりません。

長期優良住宅は、耐震性が高く、劣化への対策が施されているなど、安全性が高く暮らしやすい住宅です。シンズクラフトのおうちは、標準で長期優良住宅を建てられる仕様になっております。点検やメンテナンスも承っておりますので、建てた後も安心してお住いいただけます。

 

 

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